ダイフルカンジェネリックの特徴
ダイフルカンは抗真菌薬で、クリプトコッカス属、アスペルギルス属、カンジダ属の感染症に有効なフルコナゾールという成分を含んだものです。
この成分は真菌細胞膜が持っている、透過性など膜機能を障害する作用があり、これは抗菌の効果があるということです。
なおフルコナゾールはエルゴタミンやトリアゾラムという有効成分などを含んだ薬と併用した場合、血中の濃度が上昇するなどの副作用が起こることがあります。
このためにその薬と併用して大丈夫かどうか、医師や薬剤師にちゃんと相談することが大切です。
また、何種類ものダイフルカンジェネリックがあります。
ジェネリックはその有効成分に対する特許が切れた医薬品のことです。
これは手頃な医薬品です。
その開発費が価格にのっていませんから、先発の医薬品よりも40%?80%も安くなります。
その色形や製品名はメーカーによって違いますが、含まれる有効成分は同じものです。
同じ有効成分が含まれているということは、その効用も同じということです。
そして、その薬と混同して、違うダイフルカンジェネリックが投薬されたという投薬ミスを防ぐことを目的として、その成分名や純正品名で呼ばれることも多いものです。